20100114

passage 02-abduction




本日、大阪府の大学生、中村くんの所有する自転車「ホワイティ梅田さん」(0歳2ヶ月)が何者かによって誘拐されました。犯行グループは犯行声明を出しておらず依然として捜査は難航している模様。




…全く、やな世の中だ…。


昨年末に5年使った自転車にサヨナラを告げ、新しく招来した愛車ホワイティ梅田くんがどこかへ消えた。ここではない、どこかへ、消えた。


今日の一日は凄く素敵だったんだぜ。



今朝、寒さにも負けずすっきりとした目覚めを成功させ、朝ご飯を食べているとダメな父親がどうやらまた辺鄙な海外に旅立ってしまうそうなので関空まで送る作業が一つ余っていたのだが「ごめん学校」の一言で彼をほっとくことに成功し、電車も時間通りに乗れたんだ。

学校では友人のハラダ君がゼミ発表だったけども、彼のいつもの忙しさに加え、先日の成人式で実家に帰っていたので慌ただしかった、という言い訳を聞き入れるとしても、外野や教授からのツッコミは鋭く、次第に彼のテンション、口数が減っていくことを僕は遠くからニヤニヤニヤニヤしながら眺めており、「あぁ素敵な一日だな」なんて思ってたわけですよ。

昼休みも友人達とやれスノボーだ、北海道だ、なんて話を進めながら結局何も決まらない所謂「何も決まらないミーティング」を完璧にこなし、僕は悠々と帰路につくわけだ。

電車内も一生懸命に読書をし、知識を入れ、なんて模範的な電車の乗り方をしているんだろう、オレは、なんて思ったかどうかはさておくとしても、最寄り駅についたとき愕然としましたね。



なぜ、無いのだ。



そんなにもうまくいかないんだね、世の中は。



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ただの撤去だった。


撤去されるのは5年ぶり。高1の時の遠足で、撤去され、同時に撤去されたカメイ君とウスイ君で一緒に取りにいったのは思い出。

いつも置く駅は撤去は無いはずなのに、この日に限って、撤去された。年明けから撤去区域が変わったのであろうか。



で、取りに行ったんですよ、平野区は出戸ですよ、出戸。遠い。お前ら…出戸から阿倍野ってどんだけ離れてると思ってんねん…。

ただ、さすがは中村くん、返却の手続きをおっさん達が小さなプレハブでとっている時に、ぐるりと辺りを見回し、僕の駅の撤去パターンを掌握することに成功。これで何も怖くない。




小4のとき、勝手に担任のノートを見たのですが、僕の欄に「ずる賢い、黒幕」って書いてました。





写真はUSJにて、例のハラダ君。父親はこの国旗の国に行ったそうです。

下見なのか、味見なのか、食材めぐりなのかは知らない。僕は父親の仕事を何も知らない。

ただ一つ知っている事は、スーツケースにおかきを入れていたこと。

4 件のコメント:

  1. 撤去の話広げすぎ。

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  2. そいつはすげぇや。

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  3. 今日土曜やのにマジメに学校で勉強してたら何者かに愛車を誘拐されました。学校なのに。

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  4. マジでさらわれてるやん。ユースケにまた借りろよ…。

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