leaving my work to someone else

この前ひょんなことからthe boomの「風になりたい」を耳にしました。

「天国じゃなくても〜」ってヤツです。いい曲ですよね。


というのも、この曲には中学二年の時、確か合唱コンクールでみんなで歌ったいい思い出があります。

それも全校生徒の前で、クラス対抗だったと思うんです。ステージの明かりしかない、真っ暗な体育館でみんなで歌いました。

中学では２年生が一番楽しかった。みんな仲良くて、思春期真っ盛りなのにこの曲はみんなで手をつないで歌ったと思います。


ただね〜…コレは…



練習中に思ったんですよ、「これだけじゃ優勝出来ない、何かインパクトのあることをしないといけない」と。


そこで友人のナガノ君と話し合った結果



「ウエダにマラカスを振らそう」



と、なぜかそういうことになった。なぜそうなったのかは分からない。

ウエダ君はバスケ部の補欠であった。全くそんな冒険をしない彼も、同部レギュラーのナガノ君の圧力に屈し、彼は承諾した。


非常に象徴的ですよね〜、「結果」とか「過程」とかそんなんじゃなくて「人にやらす」ってところが僕らしいですね。


で当日はみんなで３段ぐらいに並んで歌ったのですが、大サビに入る時にグジョンセンばりの２列目からの飛び出しで、上田くんがステージ中央で豪快にマラカスを振った。


両手にマラカスを持ち、リズムに合わせて腰を振りながら…



会場は爆笑の渦に巻き込まれました。

優勝しました。



昔からこんな事が好きだったのかもしれない。そんな僕を形成する、一番遠い記憶です。


-----

写真は先日の大文字山からの写真。

登山道真っ暗で危険すぎるので夜中登る事はおすすめしない。


というか、登ること自体、全くおすすめしない。

ちなみにこの時の頂上滞在時間はわずか10分。この季節、頂上は極寒。

ただ一緒に登った友人が現サッカー部と元陸上部だったので、スムーズな登山(下山)だったことは確かである。