つい3週間程前、時間が空いたので天王寺に本を買いにいったんですよ。
んでJRの東口改札の前通って、MIOの上にある本屋に行こう思ったら、改札の中でおばあさんがなんやら紙見ながらあたふたしてるんで
「どうしたんですか」って改札の外から声かけるっていうヤサ男(優しい男)ぶりを見せてたんですよね。
そしたら「へっぷふぁいぶってどこですか」って。
いや、ヘップは梅田やぞ。ここ天王寺やし。
一体全体どういうミスをしたらここに来るんやろか、ってことでその紙を見せてもらったら
「…次は環状線で。梅田行きへ。天王寺行きもあるからね!」
…まぁ、ぎりぎり(ミスとしては)オッケーかな…。
でどーせこの調子やったら梅田着いてもヘップまで行かれへん思って、行ってあげることにしたんです。(ヤサ男2)
本は梅田の紀伊国屋の方が多いし、梅田までものの20分やからええかなと思って。
で、電車の中でおばあさんとお話してるとそのおばぁさんは御年84歳で、お孫さんの結婚式のために岡山の田舎から出てきたらしい。
生まれも育ちも岡山で、農業をしながら暮らしているそうです。
おばぁさんの夫と、一人娘は早くに亡くなってしまったらしく、一人で大阪まで来たらしい。もちろん大阪も初めて。
そしてその日はお孫さんの結婚式の2日前で、これから一緒にご飯を食べるそうです。
どうして夫と一人娘が亡くなったかは聞かなかったけど、お孫さんに会えることを楽しみにされてました。
お孫さんは就職で大阪に出てくるまではおばあさんとずっと遊んで暮らしてきて、おばあさんはお孫さんを本当に大切にしているようでした。
そんなお孫さんよ、どうしてあなたはおばあさんをヘップの前で待たすのだろうか。それだけが謎でした。
まぁ結婚式て忙しいしな、しゃぁないかってなってるうちに梅田に着いて
ヘップに連れて行くとお孫さん登場。年齢は28〜9ぐらいかな。若いのにしっかりしてたわ。
でわざわざ本当にありがとうございますって言われて、先日の柴咲コウのライブのチケットをくれたのでした。イェイ。
にゃんとそのお孫さんはチケットぴあの大阪支社で働いているらしく、チケットならなんぼでも優先出来るらしい。いいやぁ、こんなことあるんですね。
まぁなんでそのとき柴咲コウのチケットを持ってたのかは分かりませんが、お孫さんはおばあさんとお話しながら梅田の街に消えていきました。
ええことしたな。
見返りを求めて何かをしたわけではないけど、ただただ結婚式の成功を祈りながら帰路につくナカムラでした。
ちなみにそのとき買った本は週刊誌Newsweek。僕の愛読雑誌です。(雑誌なら家の近くの本屋でも買える)
いやまぁ、この事件があった日に書いてもよかってんけどな、やっぱりライブ見てからその流れと共に書いた方がいいかなって。
で、ライブは楽しかったです。席がむちゃむちゃいい席で、柴咲コウまであとほんの数メートルでした。さすがチケットぴあ。連絡先聞いとけばよかったな。
ただただ、お孫さんと、天王寺で迷ったおばあさんに感謝です。
(この記事は4月1日の午前中に書かれました)
ん・・・・なにそれ・・・
返信削除エイプリルお疲れです。
返信削除『へっぷふぁいぶ』発音時に入れ歯取れたってのはどう?
返信削除あとそこで松岡修造登場バージョンも考えたんですが。
返信削除